2015年1月5日月曜日

上の子気質・下の子気質



あけましておめでとうございます。
気がつけば最後にブログをアップしてから早1月以上。気がつけば新年も明けているし、いやはや、時の流れは早いものです。
こんな私ですが、このブログを見ている方がいれば、本年もどうぞよろしくお願いいたします。

年末・年始に友人や家族で集まり、ふと考えたこと。

星占い、干支、血液型占いと世の中、人の性格や運勢を占うものは多いが、実はもっと簡単で確実な性格判断の仕方があるのではないか!それは兄弟姉妹の中での順番。

年末に友人に会い、また家族で集まり、ふと気がついたのだが、私の周りには思いのほか末っ子が多い。高校、大学、大学院と今まで仲が続いている友人は末っ子ばかりだ。

決して、一番上や真ん中っ子に会わなかったわけではない。しかし、考えてみれば上の子の皆さんとは知り合って少し仲良くなってもいつの間にか疎遠になっていることが多かった。
波長が合うのはたいがい末っ子なのだ。

私の周りの末っ子の共通点はというと、他人任せのことが多く、周りを引っ張っていこうという気はさらさらない。だから集まってランチ行こうと言っても、皆「何でもいいよ。誰か決めて」となる。かと言って誰かに仕切られるのや干渉されるのはあまり好きではなく、適度に放っておいて欲しい人たちだ。皆、自分の世界が大切なのである程度の距離を置いて付き合う。

しかし書いているうちに、末っ子というよりも自分の性格をそのまま書いているような気がしてきた。自分を中心にして世間の末っ子の性格を一般化するのは申し訳ない。

私と上の子の皆さんの付き合いは限られるが、私の考える上の子、特に長女の気質はといえば、段取り上手で、しっかりした常識人。世話焼き(おせっかい)の人もいる。しかし(自分の考える)常識からはずれた行動をする人にはいらいらするようだ。悪く言えば仕切り屋だ。末っ子気質の人間からするとどこか上から目線でどこか偉そうに感じるところもある。

長女キャラといえば、サザエさん。しかしサザエさんは典型的長女というには抜けている気がするが、これは作者の長谷川町子が実は次女(真ん中)で、その自分を投影させたせいだろう。あるいはサザエさんがカツオ君が生まれるまで長いあいだ一人っ子だったせいだろうか?しかし、大家族では上の子気質も下の子気質もないような気がする。長男のタラちゃんは絶対末っ子気質で育ちそうだ。

私が考える典型的上の子・下の子気質やはりちびまる子ちゃんの姉妹である。常識的でしっかり者、クールでどこか偉そうなお姉ちゃん。そしてちゃらんぽらんで自由人の次女、まる子。まさにこれだ。昔から私はちびまる子に共感するところがとても多いのだが、上の子の人たちはちびまる子のおねえちゃんに共感するのだろうか。

疑う余地のない末っ子気質の私だが、今まで苦手意識を感じる人にはやはり兄弟では一番上という人が多かった。実際の立場はどうであれ、家族構成を聞かずとも、なぜか威圧感を感じ、心理的上下関係が成り立ってしまうのが不思議である。訳もなく「なんか、どうもすみません」と言いたくなる相手は、大抵は上の子だ。逆に、しっかりした上の子気質の人が私といると、いらっとくることも多いらしく、鈍感な私でも気づいてしまう。これに関しては申し訳なく思うのだが、上の子さん、もうちょっとおおらかに構えてもらえませんかねえ、とも思う。

育った環境が人格形成に与える影響は、議論の余地もないだろう。科学的根拠のない星占いよりも、血液型占いよりも確実だと思いませんか?

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