2013年5月7日火曜日

インドネシアのクリーニング屋


先週、2週間の海外出張から帰ってきた。出張から帰ってきて当然やるのは洗濯である。しかし、私はインドネシアに来てから下着以外、洗濯をしたことがない。洗濯はみな、洗濯屋に任せるものになってしまっている。


インドネシアでは衣食住どれも安いが、クリーニングもめっぽう安い。しかもどこにでもある。どの住宅街なら、50メートルごとにクリーニング屋があるといっても過言ではない。1人暮らしで仕事の忙しい身としては洗濯機を買ってきて自分で洗濯するより、クリーニング屋さんに出したほうが余程いい。多少石鹸の匂いがきつすぎるようなところもあるが、出来上がったものはTシャツも含めて、全てきちんとアイロンがかけられている。23日、急いでいるときは1日でやってくれるし、多くのクリーニング屋では洗濯物の配達もしてくれる。しかも、地元の庶民の生活を応援・地元経済を活性化していることにもなるので、万々歳ではないか。


いつも利用しているクリーニング屋の値段を紹介してみよう。Tシャツ、ズボン一枚800ルピア(8円)。ジャケットやバスタオルは一枚2500ルピア(25円)。布団丸洗い3500ルピア(35円)。私は1週間に1回、洗濯物をまとめて出すのだが、毎週平均30,000ルピア(300円)以下で済む。地元のレストランで食べるランチ1回と同じくらいだ。ただし、ホテルで洗濯に預ける場合の値段とは比べないでほしい。ホテルは旅行者料金で全く別物だ。


しかし、注意したいのは、ホテルならいざ知らず、普通のクリーニング屋では洗濯物に出してはいけないものもあるということだ。先週まで行っていた出張先はまだ早春のアメリカと中国で、出した洗濯物の多くは冬物だった。そのなかに質のいいウールのカーディガンも混ざっていたのだが、ウールなど着たこともないだろうバリのクリーニング屋に洗濯に出すことが間違いだった。Tシャツと一緒にもみくちゃにされて洗われたであろう毛糸のカーディガンはものの見事に縮まって戻ってきた。恐らくは二度と着られまい。教訓、冬物はバリで洗濯すべからず。


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