2013年4月16日火曜日

早春のニューヨーク、ボストンのテロ

バリを離れ、ニューヨークに来ている。出張だが、ついでに友達に会おうと、昨日一日早めに来た。早朝に着くというと、その朝はニューヨーク女子ハーフマラソンに出場するので、セントラル・パークにいるという。なので、友人のルームメイトに迎えられ、家に荷物を置くと、私もセントラル・パークに向かった。

結局、私が地下鉄の休日ダイヤに相当迷ったのと、広いセントラル・パークの中でマラソンにゴールを見つけるのに相当手間取ったことで、マラソンのゴールで感激の再開、ということにはならなかった。しかし、セントラル・パークでは折りしも春の花が咲き始めており、5年ぶりに桜の花を見ることができた。東京での桜の開花のニュースを聞いた時は寂しく思ったが、こちらで思わず見られるとは。バリでは見られない春に心を躍らせ、セントラル・パークの美しい春を楽しんだ。

しかし、今日(4月16日)のニュースで、ボストンのマラソンで爆撃テロがあったと聞き、ぞっとした。同じようなことが昨日のニューヨークのハーフマラソンで起こったとしてもおかしくなかったではないか。そうしたら私の友人は被害を免れなかっただろう。もし私も時間通りに駆けつけていたら、巻き込まれていたかもしれない。本当に危険というのは至るところに潜んでいる。

 ちなみに明日から3日間会議をすることになっているうちの団体(NGOなので会社ではない)のオフィスは世界貿易センタービルの目と鼻の先である。泊まっているホテルも、数ブロックしか離れていない。このボストンのテロで、10年ほど前にニューヨークで起こったテロは今でも充分あり得るのだということを再認識させられる。どうか、私がここにいる1週間、何も起こりませんように。そう祈るだけだ。

セントラル・パークの桜の花。5年ぶりに見た桜に心が躍った。



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