2014年2月15日土曜日

母の脳腫瘍



だいぶブログをご無沙汰してしまったのには訳がある。

母が脳腫瘍で手術することになったと連絡があったのは、2週間半ほど前のこと。大慌てで帰国し、入院前の諸々の検査に付き添い、入院後は病院に通った。手術はうまくいき、術後の経過も順調なようなので、昨日とりあえずバリに帰ってきた。仕事はパソコンで出来るだけ続けたが、やはり普段どおりという訳にはいかなかった。理解のある仕事場で助かったが、しばらくは溜まった仕事に忙殺される日々になりそうだ。

母の腫瘍は頭の真ん中の松果体というところにあるらしく、ネットで色々調べてみるとこの部位に出来る腫瘍は良性のものが多く、その場合特別摘出手術などは必要ない。ただし、母の場合、腫瘍が脳の水の流れを圧迫し、水頭症を患っているということで手術が必要となった。

手術前は、水頭症で脳が圧迫されていたためか、認知症のような症状を見せていた。しかし、これは水頭症による一時的なもので、手術で改善されるはず。術後1週間も経たず帰らなくてはいけなかったのは、後ろ髪が引かれる思いだが、今日、重症患者用の病室から一般患者用の病室に移ったとの連絡があり、安心した。

今回のことで改めて思い知らされたのは、海外にいるという不便さだ。普段、家族のことで煩わされないというのはある意味便利なのだが、いざというとき、一緒にいたいときはやはり弱い。最初からあてにされていないとわかっていても、やはり家族に申し訳ない。
大丈夫。きっとうまくいく。それを信じて、とりあえず自分の生活を続けよう。

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