2013年3月4日月曜日

ただいまウミガメ養殖中@サヌールビーチ



週末の夕方になると、よくサヌールビーチを散歩する。サヌールビーチ沿いにはお洒落なリゾートホテルやレストランが立ち並び、片側は美しく壮大な海、片側はお洒落なリゾートホテル・レストランと、歩いていて飽きない。リゾートホテルのプールで戯れる家族連れ、黄昏時、ビーチのお洒落なレストランでロマンチックな雰囲気を楽しむカップル・・・人生の休日を楽しむ人々の解放的な雰囲気はリゾート地バリならではだ。


その散歩の途中、水槽で子ガメが飼われているのを見つけた。サヌールビーチでも北のほう、シンドゥビーチと呼ばれる辺りである。売り物ではない。どうやらウミガメの保護プロジェクトらしい。



バリではさまざまなマリンスポーツが楽しめるが、スキューバダイビングはその目玉の一つだ。自然の恩恵である美しい珊瑚礁に色とりどりの熱帯魚。私も一度やってみたが、初心者でも簡単に行けるところ、しかもダイバーの手の届くようなところで水族館でしか見たことのないような極彩色の魚がたくさん泳いでいる。そしてその海の人気者で欠かせないのがカメだ。

昔はカメは剥製にされ、よくお土産として売られていた。そのせいで数が減ってしまったのか、今は保護され、そんなお土産は禁止されている。バリ近海でカメがどれほど減少してしまったのか私は知らないが、これは、そのカメを地元の努力で増やそうという取り組みなのだろう。それと、人通りの多い場所に養殖池を設置することによる、「私たちは環境保全に取り組んでいます!」というアピール。環境保護だったら、海にただよう大量のビニールのごみを何とかしたほうが、という気がしないでもないが。

しかし、この子ガメたち、小さなプールのなかでせわしなく泳いでいるのを見ると、なんだか縁日の金魚すくいを思い出してしまう。ついつい、「おじさん、カメすくい1回!」と言ってしまいたくなるような・・・。いやいや、この子達は未来のバリの観光の大切な担い手なのだ。餌を与えられて育ったカメたちは放流された後苦労するかもしれないが、とりあえずは、頑張っておくれ、と声援をかけてあげよう。




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