2013年1月28日月曜日

ラーメン屋ごん太


まずは、お世話になっています!私が図書館代わりに通う、ラーメン屋さんです。この日本語の活字砂漠バリのオアシス。もしこのごん太さんがなかったら、私がこのブログで書評を書いていることもなかったでしょう。

海外に住んでいて何よりも不便なのは、本が手に入らないこと。それでも洋書なら、品数はかなり限られているし、値段はやたらと高くても、観光客の集まる繁華街に行けばペリプラスという本屋があるけれど、日本語の本は、どこにも売っていない。シンガポールに行く機会があるたびに紀伊国屋に足を運ぶけれど、これがまためちゃくちゃに高い!

日本人会の事務所にもなっているサヌールの日本人学校には図書館があると聞き、前に訪ねてみました。確かに立派な図書館でした。バリ在住の日本人が寄付したものを中心に、新しい本も定期的に入れているみたいです。しかし、この図書館を利用するには日本人会に登録し、入会費と会員費を払う必要があります。それがかなり高かった・・・。一度登録したものの、結局忙しくてろくに図書館を利用する暇もないまま、期限が来てしまい、ひどく損をしたような気が。以来、バリで日本語の本を読むのは諦めていたのですが・・・。

その悩みを解決してくれたのが、このラーメン屋ごん太。サヌールの中心部にあるスーパーマーケットHardy’s の真ん前に軒を連ねる、庶民的な雰囲気の店です。中に入れば、両側の壁をびっしり埋め尽くすのは本。これを初めて見つけたときは狂喜したもの。以来、お世話になりっぱなしのお店です。10万ルピアの前金はあるものの、借りるのは無料。もちろん、本来はラーメン屋さんなので、食事もしていきます。残念ながら小麦アレルギーの私はおいしそうなラーメンをいただけず、いつも食べるのはさんまの塩焼き。日本のさんまの塩焼きの味そのもので、脂ものっていておいしいです。味噌汁は味が濃いめ。

ごん太。サヌールの目抜き通り、Jalan Danau Tamblingan沿い、Hardy's の前にある。

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