2013年2月25日月曜日

懐メロ・ロマンスの神様

いつも本を借りるラーメン屋ごん太で懐メロのアルバムCDを見つけ、早速借りてみた。シリーズもののCDで、以来、私の中では勝手に懐メロブームになっている。主に80年代に流行った曲で、多くは私には全然懐かしくない、初めて聞く「懐メロ」だが、中には確かに、「ああ、こんな曲あったね」と懐かしい気分にさせてくれるものもあった。

そんな曲の筆頭が、広瀬香美「ロマンスの神様」だ。これが流行ったとき、私はまだ小学生だった気がする。その後もいろんなところに使われた曲なので、それほど古い感じはしないのだが、30を過ぎた今になってみると、歌詞がやたらと切実なのだ。

「ノリと恥じらい必要なのよ 初対面の男の人って 年齢・住所・趣味に職業さりげなくチェックしなきゃ・・・」「幸せになれるものならば友情より愛情」

海外生活が長く、合コンをする機会さえない私は、合コンに備えるこの気構えを体験したことはないが、しかし気持ちはわかる。昔聞いた時は正直な女の打算を歌うこの歌詞を単に面白いと思ったが、今では別の感慨を持って聞いてしまう。いやはや、時の流れとは速いものだ。しかし今この歌を歌ったら、あまりにもはまりすぎて逆に笑えないのではないだろうか。

0 件のコメント:

コメントを投稿